日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ESTにおけるチャンネル付パピロトームとその有用性
藤田 直孝李 茂基小林 剛矢野 明佐藤 一弘池田 卓豊原 時秋村上 大平長野 正裕長南 明道木村 克己安藤 正夫望月 福治
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1989 年 31 巻 2 号 p. 417-421_1

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抄録
膵・胆道領域の診断,治療に内視鏡的乳頭切開術(以下,EST)の重要性は高まる一方である.このESTをより安全かつ確実に行うためにわれわれはガイドワイヤー用チャンネル付きの新型パピロトミーナイフP-GC,FUJITAを開発した.P-GCは,通常のパピロトミーナイフと比較しガイドワイヤー用のチャンネルが設けてあり,内腔にガイドワイヤーを通じるだけのスペースが確保されている点が特徴である.P-GCを使用することで,一旦造影用カテーテルで選択的胆管内挿管が行えれば,安全確実にESTを実施することが可能であった.また引き続き内視鏡的胆管ドレナージ法を行う際も,P-GCを抜去することなくこの内腔を通じてガイドワイヤーを再挿入することにより連続してステントの留置を完成させることができた.このように有用性はきわめて高く,今後ESTを実施するに当たっては是非備えておくべきナイフであると考えられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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