大阪医科大学第2内科
大阪医科大学一般・消化器外科
1994 年 36 巻 11 号 p. 2190-2194_1
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症例は36歳の女性.検診の胃X線検査で異常を指摘され当科を受診.胃内視鏡検査では胃底腺領域に限局して顆粒状隆起が多発し,胃穹窿部に6cm大,体上部には2個の1cm大の隆起性病変を認めた.生検では確定診断に至らず,悪性も否定できないため手術が施行された.組織では顆粒状隆起及び2個のポリープは腺窩上皮の過形成と腺管の嚢胞状拡張を認め若年性ポリポーシスと診断した.穹窿部の病変も若年性ポリープで一部に高分化腺癌を認めた.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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