日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
Print ISSN : 0387-1207
ISSN-L : 0387-1207
内視鏡的胃瘻造設術における術後合併症の検討
―胃瘻造設10年の施行症例より―
蟹江 治郎
著者情報
ジャーナル フリー

2003 年 45 巻 8 号 p. 1267-1272

詳細
抄録
〈背景・目的〉内視鏡的胃瘻造設術における術後合併症の検討.〈方法〉胃瘻術後3週間以内に発生する合併症を前期合併症,4週間以後に発生する合併症を後期合併症として各々の内容と頻度を集計.〈結果〉前期合併症は施行症例651例中195例(30.0%)に認め,後期合併症は66例(10.1%)に認めた.〈結論〉PEGの管理者は術後に発生する合併症を充分理解するとともに,その対処法を習得して対応することが重要である.
著者関連情報
© 社団法人日本消化器内視鏡学会
前の記事 次の記事
feedback
Top