高槻赤十字病院消化器内科
京都大学大学院消化器病態学
2004 年 46 巻 1 号 p. 34-41
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症例は70歳女性.26年来気管支拡張症による感染症にて加療を受けていた.下痢及び下腿浮腫にて平成9年1月入院.大腸内視鏡検査でびまん性に粘膜発赤と顆粒状変化あり,一部単発潰瘍も認めた.生検の結果粘膜固有層の細血管壁を中心にアミロイドの沈着を認めた.この物質はAAアミロイドと確認され気管支拡張症に合併した反応性AAアミロイドーシスと診断した.中心静脈栄養及びdimethyl sulfoxideを投与し,症状は著明改善した.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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