北村山公立病院外科
北村山公立病院消化器科
日本医科大学院臓器病態制御外科(第1外科)
2004 年 46 巻 8 号 p. 1478-1482
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84歳女性.下血,貧血を主訴として入院.上部内視鏡検査では中下部食道に打ち抜き状の潰瘍が認められた.生検組織ではスリガラス様の核内封入体を認め,免疫染色と合わせヘルペス食道炎と診断した.アシクロビルの投与にて症状,内視鏡所見とも速やかに改善した.ヘルベス食道炎において出血で発症することは比較的多く,大量出血をきたすこともあり本症例のごとく診新,治療を迅速に行うことが重要と考えられた.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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