A CASE OF PNEUMATOSIS CYSTOIDES INTESTINALIS ASSOCIATED WITH ULCERATIVE COLITIS

Tomohide MUKOGAWA; Hisao FUJII; Fumikazu KOYAMA; Tadashi NAKAGAWA; Toyoki KOBAYASHI; Yu KOJIMA; Kazuaki UCHIMOTO; Kenichi OHTSUKI; Shinji NAKAMURA; Yoshiyuki NAKAJIMA

doi:10.11280/gee1973b.50.1319

潰瘍性大腸炎緩解期に発生した腸管嚢腫様気腫症の1例

向川智英, 藤井久男, 小山文一, 中川正, 小林豊樹, 児島祐, 内本和晃, 大槻憲一, 中村信治, 中島祥介

著者情報

向川智英
奈良県立医科大学消化器総合外科
藤井久男
奈良県立医科大学中央内視鏡・超音波部
小山文一
奈良県立医科大学消化器総合外科
中川正
奈良県立医科大学消化器総合外科
小林豊樹
奈良県立医科大学消化器総合外科
児島祐
奈良県立医科大学消化器総合外科
内本和晃
奈良県立医科大学消化器総合外科
大槻憲一
奈良県立医科大学消化器総合外科
中村信治
奈良県立医科大学消化器総合外科
中島祥介
奈良県立医科大学消化器総合外科

キーワード: 潰瘍性大腸炎/腸管嚢腫様気腫症/pneumatosis cystoides intestinalis

ジャーナルフリー

2008 年 50 巻 5 号 p. 1319-1324

DOI https://doi.org/10.11280/gee1973b.50.1319

詳細

抄録

　症例は40歳代の男性で,16年前に潰瘍性大腸炎と診断されて以来,外来にてsalazosulfapyridine 3g/dayの内服治療を受けていた.経過は長年良好で2003年10月,大腸癌サーベイランスを目的に全大腸内視鏡検査を施行した.その結果,肝彎曲部から上行結腸にかけて表面平滑な半球状の隆起性病変を多数認め,潰瘍性大腸炎に併発した腸管嚢腫様気腫症(pneumatosis cystoides intestinalis)と診断した.

責任著者(Corresponding author)

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