日本地球化学会年会要旨集
2005年度日本地球化学会第52回年会講演要旨集
セッションID: 2P14
会議情報

大気・陸水
青森県内における大気エアロゾル中粒径別水溶性成分濃度の季節変動
*赤田 尚史川端 一史長谷川 英尚築地 由貴佐藤 忠広西村 幸一古川 郁近藤 邦男稲葉 次郎
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
青森県の太平洋側に位置する六ヶ所村、日本海側に位置する鰺ヶ沢町および青森県の中央に位置する非汚染地域と考えられる八甲田山において大気エアロゾルの観測を行い、大気中濃度の季節変動およびその存在粒径について三地点間の比較検討を行った。その結果、海塩粒子であるナトリウムイオンは三地点とも冬季に高く夏季に低い季節変動を示し、そのほとんどが1.1-11ミクロンの粒径画分に存在していた。また冬季では日本海側の鰺ヶ沢が最も濃度が高いのに対し、夏季には太平洋側の六ヶ所村の方が高くなる結果であった。硫酸イオンはそのほとんどが1.1ミクロン以下の粒径画分に存在し夏高冬低の季節変動を、硝酸イオンは1.1-11ミクロンの粒径画分に最も多く存在し、春高冬低の季節変動を示した。この季節変動は三地点とも類似した傾向であった。
著者関連情報
© 2005 日本地球化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top