日本地球化学会年会要旨集
2008年度日本地球化学会第55回年会講演要旨集
セッションID: 1P35 23-P01
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ナノジオケミストリー:鉱物表面・界面、地球化学プロセスの基礎科学
天然多結晶ダイヤモンド(カルボナド)のREEパターンおよび包有物の存在状態からみたカルボナドの起源
*櫻井 晴子鍵 裕之石橋 秀巳吉野 徹
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抄録
中央アフリカ共和国の漂砂鉱床より産出した天然多結晶ダイヤモンド、カルボナドの希土類元素(REE)存在度をICP-MSを用いて測定した。結果、REEはダイヤモンド粒界に存在し、得られたREEパターンは、キンバーライトのパターンにみられる特徴とよく似ていることが明らかとなった。これより、カルボナドがマントルに起源をもつ可能性が示唆された。さらに、カルボナドの赤外吸収スペクトルはダイヤモンド粒子内の流体包有物の存在を示唆している。C-O-H流体がダイヤモンドの結晶成長に寄与した可能性が考えられるため、今後、レーザー共焦点顕微鏡、SEM、FIB-TEMなどを用いてダイヤモンド結晶および粒界の観察を行う予定である。
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© 2008 日本地球化学会
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