日本地球化学会年会要旨集
2008年度日本地球化学会第55回年会講演要旨集
セッションID: 3A13 09-02
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島弧・海嶺衝突帯の火成作用とテクトニクス
西南日本前弧域での初期-中期中新世火成活動の時空分布
*角井 朝昭新正 裕尚
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抄録
西南日本の中央構造線周辺から外帯にかけての地域には,初期-中期中新世の地質ユニットが多数分布する.これらの地質ユニットに関する年代学-古地磁気学的研究によって1980年代初頭に西南日本ブロックの回転モデルが提案された.それ以降,これらの地質体の個々の形成年代に関する理解は大きく改定されており,テクトニクスに関する大枠も再考が必要である.本講演では,これらの地質ユニットについて時空分布を整理し,問題点などを述べる.
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© 2008 日本地球化学会
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