日本地球化学会年会要旨集
2011年度日本地球化学会第58回年会講演要旨集
セッションID: 1B22
会議情報
セッション1 大気微量成分の地球化学と相互作用
海洋大気中のシュウ酸、マロン酸の安定炭素同位体比:夏季におけるδ13Cの増加と有機エアロゾルの光化学的エイジング
*河村 公隆立花 英里
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
2006年1月から12月に父島で採取した海洋エアロゾル試料から低分子ジカルボン酸分離し、その安定炭素同位体比をGC/IRMSを用いて測定した。シュウ酸のδ13C値は、-20‰から+3‰の範囲で変動した。冬に低く夏に高い季節変化を示した。夏の高いδ13Cの値は、これまでアジア大陸近傍の赤道域海洋エアロゾルで報告された値よりも更に高いことがわかった。外洋大気中では、生成されたシュウ酸の光分解の過程で12Cと13Cの間で同位体分別が起こっていることが示唆された。
著者関連情報
© 2011 日本地球化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top