日本地球化学会年会要旨集
2011年度日本地球化学会第58回年会講演要旨集
セッションID: 1A07
会議情報
セッション2 古気候・古環境解析の地球化学
屋久杉年輪安定同位体を用いた1年毎の古気候復元
*小笠 博貴阿瀬 貴博宮原 ひろ子力石 裕介片岡 龍峰中塚 武丸山 茂徳
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
本研究では、樹齢約2000年の屋久杉年輪セルロース中の炭素・酸素安定同位体を分析し、過去2000年間の気候変動を単年精度で復元することを目的としている。 地球表層環境の変化は、大気・海洋循環に加えて大気組成、地球磁場、太陽活動、宇宙線など、多くの因子の相互作用によって変化してきたと考えられる。これらがどのように地球環境に影響を与えてきたのかを解明する上で、過去の地球環境の変動史を詳細に調べることは重要である。また、現在の地球表層環境の位置づけや地球環境の近未来予測においても、高精度の気候変動の復元は重要な示唆を与えてくれる。樹齢千年を越える屋久杉の年輪はその年の環境を正確に保存していると考えられる。
著者関連情報
© 2011 日本地球化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top