日本地球化学会年会要旨集
2013年度日本地球化学会第60回年会講演要旨集
セッションID: 2A05
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S1 地球化学と生理学:生体プロセスの研究から地球化学へ
好塩性アーキアの膜脂質イソプレノイド生成機構-ロイシン-メバロン酸経路と関連酵素の存在
*山内 敬明田上 諒
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抄録
好塩性古細菌の特徴的なイソプレノイド脂質コア部分の生合成機構の詳細について,ロイシンからメバロン酸への短絡経路と関連酵素の存在を指摘するため,立体特異的重水素化標識ロイシンを用いて検討した。(3S)- および(3R)-[3-d]ロイシンを調製し,その取り込み実験より,プロキラル水素が立体特異的に変換されていることが示され,これは相当するイソバレリル-CoA 脱水素酵素が基質を立体特異的に認識していることを示しており,好塩性古細菌がロイシンからメバロン酸を経てイソプレノイドを生成する系が確実に存在していることを示していた。イソバレリル-CoA 脱水素酵素は,様々な生物の遺伝子内に存在する。塩基配列の比較から,(好塩性)古細菌の進化上の位置の検討もデータベース利用で比較したいと考えている。
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© 2013 日本地球化学会
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