日本地球化学会年会要旨集
2013年度日本地球化学会第60回年会講演要旨集
セッションID: 3P09
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G18 原発事故で放出された放射性核種の環境動態
化学抽出による土壌中放射性セシウムの吸着状態の検証
*佐藤 志彦末木 啓介笹 公和大竹 良徳国分 宏城
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キーワード: セシウム, 土壌, 吸着状態
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抄録
 福島第一原発事故では大量の137Csが放出した.137Csは長期間、周辺環境に放射線被ばくの影響を与えるだけでなく、時間とともに移行することが指摘されており、長年に渡り監視を続ける必要がある.しかしながら移行過程初期における137Csの土壌中の吸着形態に関する情報は、まだ十分とは言えない.そこで本研究では、福島事故由来の137Csで汚染した隣接する水田と畑の土壌に複数の化学処理を行い、処理後の137Cs残留量やオートラジオグラフィー像を比較することで、土壌における吸着形態の解明を試みた.結果、137Csのうち水田では容易に脱着されやすい表面吸着分が少なかった.一方、畑はこれらが多く含まれ陽イオン交換で25%程度が取り除かれた.また最後まで残留した137Csは粒状の大強度集積体である可能性が示唆された.本発表ではより詳細な検証結果を紹介する.
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© 2013 日本地球化学会
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