日本地球化学会年会要旨集
2017年度日本地球化学会第64回年会講演要旨集
会議情報

G10 最先端計測・同位体化学の地球化学及び境界領域への応用
レーザーアブレーション時の原子・分子発光現象を用いた元素・同位体分析法の開発
*平田 岳史小原 聖也槇納 好岐折橋 裕二伊藤 正一鍵 裕之
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 297-

詳細
抄録

レーザーアブレーション試料導入法を組み合わせたICP質量分析法(LA-ICPMS法)では、例えば水素、炭素、窒素、酸素らの軽元素は、溶媒あるいは大気から大気圧プラズマへの混入の影響が大きく、高いバックグラウンドの影響から高感度での検出は困難であった。これらの軽元素は、生体分子の主要構成元素であり、今後は金属元素と生体分子の相互作用を理解するうえで重要な情報を提供するものと考えられている。こうした背景から、LA-ICPMS法により微量金属元素の分布情報に加え、軽元素情報、特に同位体組成情報を同時に引き出すことは非常に重要である。そこで本研究では、レーザーアブレーション時に試料構成元素が励起・発光する現象を利用し、軽元素の存在情報や同位体組成情報を引き出す分光分析法の開発を試みた。

著者関連情報
© 2017 日本地球化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top