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Cold Bokkeveld(CM2)隕石の酸溶出フラクションのアルカリ元素および希土類元素の定量分析、Srおよび Ba同位体組成分析を実施し、各フラクションのSr, Ba同位体組成の変動を考察した。各フラクションのBa同位体データからは、太陽系外からの複数の原子核合成の付加成分の存在を示唆するBa同位体異常が見られた。Sr同位体データからは、酸残さ(L5)にはs-過程同位体の濃集を示唆する結果が得られた。一方、Ba同位体データの解析結果からは、s-過程同位体の濃集のみでは説明できない138Baの同位体異常が見られた。このBa同位体異常はs-過程のキャリア物質の存在に加え、プレソーラー粒子であるSiCのうち1~2%程度存在する138Baに顕著な正の同位体異常を示す X grainの存在に起因する可能性が考えられる。