主催: 日本地球化学会年会要旨集
東京工業大学
原子力機構
九州大学
サバンナリバー国立研究所
テキサスA&M大学
p. 237-
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放射性ヨウ素は、福島第一原子力発電所などの原子力施設の事故、廃棄物の処分などで発生する数多くの放射性核種の中で環境へのリスクの高い核種である。そこで、福島第一原子力発電所における滞留水の化学状態を分析するとともに、ヨウ素の化学状態と吸着との関係を明らかにした。その結果、滞留水中では異なる化学状態のヨウ素が存在すること、下層においてその他の成分、例えば有機態ヨウ素の存在割合が高いことが示された。さらに、ヨウ素の回収では化学状態を考慮すべきであることが示された。
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