日本地球化学会年会要旨集
2018年度日本地球化学会第65回年会講演要旨集
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G04 鉱物境界面の地球化学、水-岩石相互作用
水循環シミュレーションと室内実験による初期火星Galeクレータ古湖周辺の水循環および水-岩石反応の復元
*野田 夏実関根 康人渋谷 岳造
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キーワード: 火星, 水循環
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p. 33-

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抄録

火星探査車Curiosityは、着陸地点であるGaleクレータに残された湖底堆積物のその場分析を行ってきた。酸化鉄やシリカといった堆積物の鉱物・化学組成から、湖に供給されていた地下水が高温での水-岩石反応を経験していた可能性が示唆されている。しかしながら、初期火星でGaleクレータ古湖を維持した水循環において、熱水の寄与の割合やその溶存化学組成は全く分かっていない。本研究では、3次元流体シミュレーションを用いて、Galeクレータ古湖周辺の水循環を再現し、Galeクレータに供給される水に対する熱水の寄与割合を定量化する。さらに得られた温度条件における水-岩石反応実験を行い、Galeクレータ古湖に供給された熱水の溶存種組成を推定する。数値実験および室内実験の結果とGaleクレータ湖成層の鉱物化学組成を比較することで、初期火星における気候状態や、生命が利用可能な還元剤候補について議論する。

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© 2018 日本地球化学会
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