日本地球化学会年会要旨集
2024年度日本地球化学会第71回年会講演要旨集
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S2 地球掘削かがく
南極ドームふじにおける最古級の深層氷床コア掘削とドームふじコアの気体分析に関する最新の研究成果
*大藪 幾美川村 賢二北村 享太郎第3期ドームふじ観測計画推進 委員会
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p. 249-

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抄録

約100万年前に氷期-間氷期サイクルの周期が4万年から10万年に遷移したが(Mid Pleistocene Transition, MPT)その原因やメカニズムについては未解明である。現在、日本を含む複数の国際プロジェクトが、MPTの解決に必要不可欠な「最古の氷掘削プロジェクト」を南極の複数の地域で展開している。日本は、日本南極地域観測隊の第Ⅸ期6 カ年計画開始以降、3 度の内陸活動を展開し、氷床モデル開発と多数のシミュレーションや、過去からのレーダー探査データの蓄積等と合わせ、最古級のアイスコア掘削地点を選定した。発表では、掘削点が選定された経緯を紹介し、現在までのドームふじ観測拠点IIにおける活動状況と今後の予定を報告する。また、ドームふじ1期コアと2期コアの気体分析に関する最新の研究成果についても報告する。

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