情報地質
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研究ノート
大熊俊明によるタプルのビット演算を用いた地質体の直和表現法について
塩野 清治
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2017 年 28 巻 1 号 p. 3-12

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抄録

大熊・塩野(2016)は面S1, …, Sn で定められる部分空間p(x1, …, xn)(xi は部分空間と面Si の関係を表す3桁の2進数) の集合演算を実行するためのVisual Basic .NETプログラムGeoCalcVBを示した.このプログラムの活用例として,大熊俊明(故人)は複数の面で定義される部分空間を互いに重なり合わない部分空間の和集合すなわち直和の形式に変換するアルゴリズムを提案した.本稿ではこのアルゴリズムの概要を数学的背景や3つの処理例とともに解説する.このアルゴリズムは地質体の3次元画像処理や体積計算など3次元地質構造のモデリングシステムの機能の向上や拡張に役立つものと期待できる.

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© 2017 日本情報地質学会
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