情報地質
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表紙(情報地質 第30巻 第1号)
目次
研究ノート
  • ホアン ティアン グエン, ホン ティ グエン, 小池 克明
    2019 年 30 巻 1 号 p. 3-14
    発行日: 2019/03/25
    公開日: 2019/03/25
    ジャーナル 認証あり

    Rはフリーのプログラミング言語であり,統計ソフト開発やデータ解析のために統計学,データマイニングの分野で広く用いられている.ここ15年間で空間データの処理や解析用に作成されたパッケージ数は大幅に増加している.本論文は,sp,sf,rgdal,raster,ggmap,tmap,gstat,RQGISのような地理情報システム(GIS)関連の主要パッケージに注目し,種々の有用な例を付けてRを用いた空間データ解析のポテンシャルをレビューする.この実例によってRがどのように空間データを扱い,どのような種類の問題に応用できるかが把握できる.Rはインポート,エクスポート,およびベクターとラスターデータの処理用に複数の関数を提供する.空間データ解析に対しては,Rは基本から発展レベルまでのGIS処理を効果的に実行できるので,GISツールのように作動する.Rの可視化とマッピングでは,カスタマイズあるいはフレキシブルのいずれかのアプローチで,空間データから2次元,あるいは3次元マップが作成される.Rプログラミングの利点をさらに向上させるために,日本でも,特に情報地質学の分野でユーザーコミュニティの形成が望まれる.

システム・ソフトウエア開発
  • 豊田 守
    2019 年 30 巻 1 号 p. 15-20
    発行日: 2019/03/25
    公開日: 2019/03/25
    ジャーナル 認証あり

    地盤調査で得たボーリング柱状図は大量に存在するにも関わらず,大多数が公表されていない.このことを解決するために,国土交通省は,一般財団法人「国土地盤情報センター」を立ち上げ,同センターが運営する「地盤情報データベース」にボーリング柱状図を集約する事業を開始した.本研究の目的は,集約された大量のボーリング柱状図を利用して3次元地質モデルを作成する方法を開発することである.手法としては出所の異なるボーリング柱状図を一元的に管理するWEBGISシステムを開発し,そのシステムで範囲を指定すると範囲内にあるボーリング柱状図と範囲の情報がダウンロードできるようにした.また,範囲内のボーリング柱状図に地層区分を行うと3次元モデルが生成されるようにした.ボーリング柱状図に平面的に一定の密度のばらつきがあるが,3次元地質モデルを作成した.しかも,地層を古い順に重ねてモデルを作成することから,その土地の地盤の生成過程の経過が良く分かる地質モデルとなった.本手法を使うことにより,短時間で地質モデルを作成することが可能となった.

研究紹介
ニュース、学会記事、「情報地質」編集規約および関連規定
『情報地質』原稿整理カード、保証書、入会申込書、編集後記
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