1997年5月11日に発生した澄川地すべりと水蒸気爆発

千葉 達朗; 林 信太郎; 小野田 敏; 栗原 和弘; 藤田 浩司; 星野 実; 浅井 健一

doi:10.5575/geosoc.103.XXI

千葉達朗, 林信太郎, 小野田敏, 栗原和弘, 藤田浩司, 星野実, 浅井健一

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1997 年 103 巻 6 号 p. XXI-XXII

DOI https://doi.org/10.5575/geosoc.103.XXI

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抄録

5月11日午前8時, 秋田県鹿角市の澄川温泉で, 地すべりと石流が発生, 澄川温泉と赤川温泉の16棟が全壊, 国道341号も寸断された. 5月4日頃から水の濁りや道路の変状等が察知され, 適切な警戒避難が行われたため, この災害による死者・負傷者はなかった. なお, 地すべりの最中に末端付近で水蒸気爆発が発生した. ここでは, 5月12日にアジア航測(株)が撮影した空中写真, その後の現地の他, 秋田航空(株)が撮影した水蒸気爆発の瞬間の写真を紹介する.

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