1940 年 47 巻 562 号 p. 293-296
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筆者等は青森縣西津輕郡深浦町近傍に發逹する所謂深浦層の石灰質砂岩及粗粒砂岩中より化石を採集したので, 今囘其等化石を報告し, 且つ該地層の時代について論ずるものである。本文中に記載したる化石から觀て, 深浦層は鮮新統より若くはないであらう。然し下部鮮新統か或は中新統のいづれに屬ずるかは今後の精査によつて明らかにしたい。ただ Pecten ingeniosa を含有する點から見て下部鮮新統に近いものゝ如く思はれる。
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