日本老年医学会雑誌
Print ISSN : 0300-9173
第50回日本老年医学会学術集会記録〈シンポジウムII:地域社会における認知症医療〉
3.地域における認知症医療の現状と課題
木之下 徹
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キーワード: 認知症, 在宅医療, BPSD
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2009 年 46 巻 3 号 p. 207-210

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抄録
BPSD(Behavioral and psychological symptoms of dementia)有する認知症高齢者とは,認知症を有し,幻覚,妄想が著しい,徘徊を繰り返す,易怒的で暴言を吐く,暴力をふるう,不穏で落ち着きがない,落ち込み,無気力といった症状を呈する人々である.とりわけ在宅医療の対象となる人々は,病識がなく,受診を拒否することが多い.地域にありがちなBPSDを有する高齢者にターゲットを絞り,まず事例を提示し考察をする.それらを総括する形で地域におけるBPSD対応の軸に,生活情報が必要であること,さらに地域においてありふれているBPSDが病態であり,同時にネグレクトされている実態について洞察を試みる.
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© 2009 一般社団法人 日本老年医学会
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