名古屋大学医学部附属病院糖尿病・内分泌内科
2022 年 59 巻 2 号 p. 140-146
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高齢者では,細胞内液量が減少し各臓器の機能が低下しているため,若年者に比して水・電解質異常を来しやすい.血清ナトリウムの異常は最も頻度の高い電解質異常であり,抗利尿ホルモンであるバソプレシンの相対的高値にて抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)が,その欠乏にて中枢性尿崩症が引き起こされる.重症の低ナトリウム血症においては,浸透圧性脱髄症候群の予防のために,血清ナトリウム濃度の補正は1日8~10 mEq/Lに留めることが重要である.
老年病
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