虎の門病院内分泌センター
2022 年 59 巻 2 号 p. 163-168
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高齢者に好発する症状や身体所見の背景に,骨やカルシウム代謝に影響する内分泌疾患が潜んでいることがある.低骨密度の原因として副甲状腺疾患が,原因不明の疼痛の原因として低リン血症が隠れている可能性がある.これらを想起することで,表面的な病状のみへの対処にとどまらず,根本的な治療に繋がる.このような姿勢が,高齢者に対する質の高い医療の実践のために望まれる.
老年病
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