日本老年医学会雑誌
Print ISSN : 0300-9173
老人性肺炎の病態と治療に対する新しいアプローチ
関沢 清久
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1998 年 35 巻 4 号 p. 281-284

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抄録

老人性肺炎は死亡率の高い疾患である. 発症原因として, 脳血管障害に基づく夜間の嚥下障害があり, 不顕性誤嚥をくり返えすことが挙げられる. かかる患者では中枢-末梢神経系におけるドーパミン-サブスタンスP系の異常があり, この系を活性化することが治療につながる可能性がある.

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© 社団法人 日本老年医学会
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