遺伝学雑誌
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タバコ属種間雑種の発癌性, 特に外傷との関係
竹中 要米田 芳秋
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1965 年 40 巻 3 号 p. 227-232

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抄録
(1) Nicotiana 属内の多数の種間雑種の内で11組に自然発生の癌を見た. その内新発見のものは F1 N. gossei ×N. alata, F1 N. gossei×N. logiflora およびF1 N. suaveolens×N. plumbaginifolia の3雑種である.
(2) 癌の外見は奇形的のものから典型的な塊状のものまである.
(3) F1 N. glauca×N. langsdorffii における自然発生癌は落花の終り頃からはじまり, 発癌部位は, (a) 落花と落葉痕, (b) 落花と落葉部の側芽, (c) 側枝の茎頂端, (d) 稀れに節間部, (e) 根の各部分である.
(4) F1 N. glauca×N. langsdorffii に外傷を与えると容易に発癌する. 節間はもとより葉脈にさえも癌を生ずる. 茎においては発癌には傾斜があって基部より枝先の方が発癌率が高い.
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