日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
再生ゴムの特性を支配する諸因子と古タイヤゴムの特性
古川 淳二岡本 弘稲垣 慎二尾之内 千夫案西 司朗藤井 吉彦藤田 寛治柴田 慶三
著者情報
ジャーナル フリー

1980 年 53 巻 8 号 p. 490-496

詳細
抄録
古タイヤゴムをゴム資源として活用するための簡便な再生方法を検討するための第一段階として, 古タイヤゴムの物性ならびにその架橋形態について検討した. これらの測定結果から判断すると, 一般に供給される古タイヤゴム粉の引張強さは137kgf/cm2, 伸びは350%と推定することができた. 架橋形態の割合はポリスルフィド結合が45~55%, ジスルフィド結合が約30%であった.
更に, 再生ゴムの特性を支配する因子の解析を行った結果, 可塑度に対してはゾル分量, 加硫ゴムの引張強さに対しては網目鎖の分解率及びゾルの分子量が主として寄与することがわかった.
著者関連情報
© 一般社団法人 日本ゴム協会
前の記事 次の記事
feedback
Top