GPI Journal
Online ISSN : 2433-4510
Print ISSN : 2189-3373
GPI標準ケーシング管のスリット加工強度特性 (J)
ジャーナル オープンアクセス

2023 年 9 巻 1 号 p. 79-83

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抄録
日本の天然ガス採掘井戸は温泉井戸同様に水溶性ガスの非ガス化状態でキャビテーションが生じない深さに設置された揚水ポンプUPで採掘される。通常の水中ポンプ位置が最短深度で約400m、ガス含有水層が600m以下で約800~1200mのケーシングに約300mのスクリーニング2~5%開口が設けられる。適用ケーシング管は地質の特徴から多く含まれる微細な砂状岩礁をスクリーニングする必要からネット外装FRPスクリーニングケーシング管が用いられる。本研究報告は、スクリーニングネットを外装する際のスリット加工による管の強度劣化となる特性を解明して、水溶性ガススクリーニングケーシング管技術標準を確立する。
© 2023 一般社団法人GPI標準化委員会
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