日本草地学会誌
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研究報文
飼料用トウモロコシ(Zea mays L.)不耕起連作体系における堆肥の表面施用量と前年多量施用の肥効
佐藤 真尾張 利行築城 幹典
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2025 年 71 巻 2 号 p. 83-89

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抄録

飼料用トウモロコシ不耕起連作体系における堆肥の施用方法を明らかにするため,試験1では,0-12 t/10 aの堆肥を3年間,土壌表面に連用して適正施用量を検討した。不耕起栽培3年目に6,9 t区の乾物収量が0 t区より有意に高く,堆肥窒素の推定利用率は堆肥施用量が少ないほど高い傾向にあった。試験2では,不耕起栽培前年に15 t/10 aの堆肥を鋤込む15 t不耕起区と,毎年5 tの堆肥を鋤込む5 t耕起区を比較した。試験期間中,15 t不耕起区は5 t耕起区を超える乾物収量となった。土壌中可給態窒素含有量は3年目でも20-40 cmの層で80 mg/kgを超えた。以上より,不耕起連作体系では,堆肥を6-9 t/10 a表面施用する方法と,不耕起栽培前年に堆肥を15 t/10 a鋤込む方法が有効であることが示唆された。

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