地理学評論
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火山灰層の組織と地形
浅間火山東北麓について
川崎 逸郎井田 順子
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1963 年 36 巻 4 号 p. 232-239

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抄録
1) 浅間火山東北麓にある堂山原円頂丘およびH・K面円頂丘をおおう黒色火山灰層は,第7図の組織をもつた薄い層がつみ重なつたものである.
2) この薄い層の組織をみると,堂光原円頂丘のD1, D5, H・K面円頂丘のH1, H3のように下位にくる火山灰層の粒団を混入する粒状のものと, D4, H2, H4のように火山灰粒が緻密に集まつているものとがある.
3) この粒状の組織は,円頂丘という地形に対して働いた雨洗による微少な営力によつてつくられたものである.そしてD1, D5, H1, H3の組織の違いは,それぞれの地形的位置によつて雨洗による洗掘り,堆積という微少な営力の働き方の違いが組織の違いとなつて現われたものであろう.
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