地理学評論
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平衡形の理論
平野 昌繁
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1972 年 45 巻 10 号 p. 703-715

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抄録
従順化係数と後退係数をもつ斜面発達モデルは係数の物理的意義を考えた場合にも不自然でない.これにもとづけば,平衡形は内営力と侵蝕力がバランスして生じる時間に依存しない形態として理解される.下刻作用に伴われる平衡形の生成や,その消滅過程についても同様にして検討が可能である.木曾川の先行谷を例にとり平衡形の性質を用いて係数を定めたところ,後退係数はmm/yearのオーダーとなった.
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