地理学評論
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沖積河川における河床砂れきの粒度組成について (II)
井口 正男, 目崎 茂和
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1974 年 47 巻 9 号 p. 545-556

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抄録
多摩川,酒匂川および鬼怒川から採取された試料により,河床砂れきの粒度組成の分析の方法についてまず考察した.ある2つの正規分布集団を正規確率紙上で合成すると, 2つの正規分布集団の特性と混合割合とに応じて合成曲線は特有な図形を呈する.このことを拠りどころとすることにより,河床砂れきの粒径分布曲線は2~4つの粒径正規分布集団が合成されたものとして説明することができる.
これらの正規分布集団を粗粒の方からそれぞれA集団, B集団, C集団,およびD集団と呼ぶこととし, Bagnold (1966) のダィアグラムヘプロットすることにより, A集団は掃流物質, C集団は浮流物質, B集団は両者にまたがる運動様式に由来する物質であると考えることができる.
続いて, A, B, C集団などが河床へ堆積するときの状況,および掃流物質とみなされるA集団の粒径と掃流力の関係について若干の議論を試みた.
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