抄録
レジン強化型グラスアイオノマーセメントは、合着用セメントとして広く使用されている。アルミナやジルコニアのような高強度セラミックの発達につれて、より高い物性を有する合着セメントが望まれるようになっている。合着セメントの物性向上のため、セメントの骨格を形成するモノマーと共重合可能な酸モノマーの導入を検討した。モノマー間の共重合は、酸モノマーとガラスフィラーとの間のイオン結合に加え、セメントマトリックスを強化することが可能である。本研究ではジルコニア合着における、合着セメント自体の強度の影響を評価した。