日本歯科理工学会学術講演会要旨集
平成21年度春期第53回日本歯科理工学会学術講演会
セッションID: P-08
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ポスター発表
再試作した携帯可能な常温高速型オゾン滅菌器
*新井 浩一安藤 進夫
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抄録
携帯可能な医療器具用オゾン滅菌器(内容積29.7L)を論理試作し、殺菌試験を行った結果,カンジダの場合, 100000個の菌数に対して全殺菌工程10分間(オゾン発生時間:6分間)では若干菌が死滅しなかったが,全殺菌工程20分間(発生時間:12分間)では菌が完全に死滅した。 しかし,枯草菌(芽胞)の場合,100000個の菌数に対して全殺菌工程10分間および20分間でも菌が十数個死滅せずに残っていた。 そこで、論理試作したオゾン滅菌器の内容積が約1/4の携帯可能な常温高速型オゾン滅菌器(内容積約7L)を新たに製作し、殺菌効果などについて検討したので、報告する。
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© 2009 日本歯科理工学会
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