肺癌
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症例
先行する子宮腺筋腫術後出現した多発肺結節に対し手術を施行した1例
藤原 大樹石橋 史博高橋 好行飯田 智彦柴 光年廣島 健三
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2013 年 53 巻 1 号 p. 64-68

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抄録
背景.良性転移性平滑筋腫は,病理組織学的に良性であるにもかかわらず子宮筋腫が肺に転移するまれな疾患である.症例.50歳女性.36歳時に2度にわたり核出術を行った子宮筋腫に対し子宮全摘術を施行した.42歳時に検診にて発見された右肺結節に対し手術を施行し,過誤腫と診断された.その後再度検診にて発見された左右肺結節に対し,胸腔鏡下左S6区域切除術およびS10部分切除術を施行した.肺腫瘍の病理診断はいずれも良性転移性平滑筋腫であった.過去の子宮腫瘍の病理所見を再検討したが,すべて子宮腺筋腫であった.両者の病理組織像を比較したが,子宮腺筋腫が肺に転移したとは診断できなかった.結論.今回我々は先行する子宮腺筋腫術後に出現した多発肺結節に対し,手術を施行した1例を経験したので報告する.
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© 2013 日本肺癌学会
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