肺癌
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原発性肺癌に対する経気管支針吸引細胞診
末梢型肺癌を中心として
大岩 孝司斉藤 博子
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1986 年 26 巻 1 号 p. 19-25

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抄録

原発性肺癌131例に対してTBACを行い, 中枢型と末梢型にわけてその陽性率及び病理組織診との一致率について検討した.陽性率は全体では98.5%, 末梢型で97.7%であり, T1の末梢小型肺癌例では14例中13例, 92.9%と高率を示した.病理組織診との一致率は全体で91.6%で, 他の方法に比べて組織型の推定は容易であった.本法は殆どの肺癌症例に対して細胞診断法の第一の選択となり得るもので, 特に末梢小型肺癌に対しては極めて優れた方法と考えた。

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© 特定非営利活動法人 日本肺癌学会
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