滋賀民俗学会
2019 年 2019 巻 29 号 p. 768-773
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ヨハネによる福音書には七つの「しるし」と呼ばれる七つの奇跡物語が配置されている.このことから当該福音書は「しるし福音書」と呼ばれてきた.七つの「しるし」は独立した小さな物語群であり,連続して配置されているわけではない.本稿では,かかる七つの「しるし」の構造的関連性を,裏返し構造の観点から検証した.
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