1995 年 3 巻 1 号 p. 3-14
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日本における中世および近世では食糧としてたくさんの野生植物の利用が文献や植物遺体群から示唆される。13世紀から19世紀にかけてのこのような栽培植物だけでなく野生植物の利用によって特徴づけられる人間一植物関係は「小氷期」の気候悪化と関係する。小論は,歴史時代の遺跡発掘調査においても野生植物の遺体研究の必要性を提案するものである。
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