抄録
2009年7月から9月にかけて,富山県の山地の標高330 m,664 m,および1,120 mにおいて,タウンズ型白色マレーズトラップを用いてカゲロウ目の成虫と亜成虫を捕獲した.その結果,59個体が捕獲され,それらは5科12種に同定された.捕獲個体数がもっとも多かった種はフタバコカゲロウBaetiella japonicaで,全個体数の27.1%を占めた.タテヤマヒメヒラタカゲロウRhithrogena tateyamanaの成虫が9月に捕獲されたことから,本種は9月にも羽化すると考えられた.