保健師教育
Online ISSN : 2433-6890
委員会活動報告
編集委員会活動報告
編集委員会
著者情報
ジャーナル フリー HTML

2023 年 7 巻 1 号 p. 58

詳細

I. はじめに

全国保健師教育機関協議会誌「保健師教育」は,2017年5月に第1巻の発刊以降,全国の保健師教育機関の交流や情報交換を支援し,保健師教育に役立てることを目的に年1回発刊されている.編集委員会は「保健師教育」の企画,編集,発行,公開に関わる業務を遂行している.

II. 活動報告

1. 企画の立案と原稿の依頼

2023年5月に発行予定の第7巻の企画を立案した.第7巻の内容は,巻頭言,講演記事,事業報告,調査報告,委員会活動報告,ブロック活動報告,研究・活動報告,令和4年度事業報告とした.講演記事は,夏季教員研修会での講演「住民とともにある公衆衛生看護の技術の構築~教育で伝承する内容~」,秋季教員研修会での講演「新型コロナウイルス感染症への対応から,今,現場に必要とされる保健師の技術とは」を掲載することとし,各講師の先生に原稿依頼を行った.事業報告は,教育課程委員会,教育体制委員会,教育体制委員会企画教員研修分科会,健康危機管理委員会より掲載の申し込みがあった.さらに,巻頭言,事業報告,調査報告,活動報告について,担当者に原稿の依頼を行った.

2. 倫理規程に関する投稿規程の改定

大学や施設ごとに倫理審査規程が異なる中,本会の編集委員会の倫理的配慮に関する査読基準について検討する必要性があると考え,2021年度後半に投稿規程の見直しについて編集委員会で検討を行い理事会で承認を得た.所属施設で倫理審査が受けられる場合は,倫理審査を受けることを原則とするのがよいという結論に至った.

3. 投稿論文の募集と査読プロセス

投稿論文は2022年9月末まで投稿を受け付け,2件の投稿があった.現在,査読を進めている段階である.

III. 今後に向けて

今年度の投稿数が昨年度より減少してしまったため,次年度は広報に努める必要がある.また,多様な投稿論文に対応できるよう「原稿の種類」を再考する余地がある.機関誌「保健師教育」が全国の保健師教育機関の情報交換の場として機能し,保健師教育の質の向上に貢献できるよう,編集・発行業務の改善を進めていく予定である.今後も会員校の皆様には,各種記事の執筆や論文の投稿,査読にご協力をお願いしたい.

IV. 謝辞

ご多用のところ,原稿を執筆してくださった会員校の皆様,査読委員の皆様,発刊に向けてお力添えくださった中西印刷株式会社の野津真澄様に深謝いたします.

Biographies

担当:田口敦子(慶應義塾大学)

小澤涼子(天使大学大学院)

望月宗一郎(健康科学大学)

南部泰士(東京医療保健大学和歌山看護学部)

今野浩之(山形県立保健医療大学)

茂木りほ(国立保健医療科学院)

櫻井純子(湘南鎌倉医療大学)

石川志麻(慶應義塾大学)

加藤由希子(慶應義塾大学)

平野優子(慶應義塾大学)

赤塚永貴(慶應義塾大学)

 
© 2023 一般社団法人 全国保健師教育機関協議会
feedback
Top