富山県農業試験場
1984 年 19 巻 p. 21-22
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(1) PP-333粒剤の処理により稈長は短縮し, モーメントが低下した結果, 倒伏は軽減した。(2) しかし, 出穂34日前処理では節間長が短縮すると同時に止葉を含む上位3葉の葉身長も短縮し, 一穂当たりの着粒数が減少した。(3) 以上の結果から, この剤の処理時期としては, 一穂当たり着粒数の減少に影響がなく, モーメントを低下させ, 倒伏軽減効果のある出穂15日前処理の方が, 34日前処理よりも好ましいと判断されるが, 今後さらに薬量・処理時期等の検討が必要である。
日本作物学会北陸支部会報
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