抄録
被覆条件下のベッド栽培における‘刀根早生’と‘新秋’の最適な着果基準を明らかにするために,収量と果実品質に及ぼす葉果比の影響を検討した.
いずれの品種とも葉果比が高いほど収量が低下し,平均果重が増加する傾向がみられた.果実品質では‘刀根早生’は葉果比の影響を受けなかったが,‘新秋’では葉果比が高いほど可溶性固形物含量が増加した.
収量と平均果重および果実品質からみて,最適葉果比は‘刀根早生’では15,‘新秋’では20であると考えられた.また,‘刀根早生’の最適総結果母枝長は1樹当たり6 m程度であると考えられた.