園芸学研究
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繁殖・育苗
北部ハイブッシュブルーベリーの暖地栽培のための スノキ属野生種シャシャンボの台木としての可能性
國武 久登津田 浩利高木 良心大野 礼成黒木 義一吉岡 克則鹿毛 哲郎伊藤 俊明小松 春喜
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2006 年 5 巻 2 号 p. 105-110

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抄録
北部ハイブッシュブルーベリーの暖地栽培技術の開発を目的として,シャシャンボの台木としての可能性を検討した.3年生実生のシャシャンボに‘バークレー’,‘ブルークロップ’および‘アーリーブルー’を接ぎ木したところ,活着率は85.7~100%であった.また,接ぎ木活着の品種間差異を調査するために,ブルーベリー41品種(ハイブッシュブルーベリーおよびラビットアイブルーベリー)をシャシャンボに接ぎ木したところ,すべての品種で接ぎ木が可能であった.接ぎ木部分の不親和症状は接ぎ木4年後でも観察されなかった.シャシャンボ台に接ぎ木した‘アーリーブルー’の新梢の第一次伸長量や果実重は自根株に比べ有意に高かった.しかしながら,新梢の第一次伸長は,ラビットアイブルーベリー台(‘ホームベル’,‘ティフブルー’)と比較してシャシャンボ台が劣っていた.果実の糖および有機酸分析を行った結果,含量および組成比に台木による大きな差異は認められなかった.
以上の結果から,シャシャンボはブルーベリーと接ぎ木親和性があると推測され,南九州などの暖地において北部ハイブッシュブルーベリー栽培の台木として期待できると推測された.
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© 2006 園芸学会
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