爬虫両棲類学雑誌
Online ISSN : 1883-4493
Print ISSN : 0285-3191
アズマヒキガエルにおける肢の再生能力の変態後の減衰について
倉淵 真悟
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1990 年 13 巻 4 号 p. 126-130

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抄録
変態中の幼生,種々の大きさの幼体と成体の前肢を前腕中央部で切断することによってアズマヒキガエルBufo japonicus formosusの肢の再生能力を,検索した。幼生期に切断すると常に異形再生を示した。変態後に切断すると,成長に伴って再生を示す個体が著しく減少し,頭胴長約30mm(変態後約1ヵ月)を越えると再生を示す個体はみられなくなった。肢の切断部の神経分布量(肢の切断端の面積のうち神経の占める割合)を測定すると,その割合は幼生では高いが幼体や成体では著しく低いことがわかった。
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