養命酒製造(株)中央研究所串木野支所
1995 年 16 巻 2 号 p. 42-48
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南九州産ニホンマムシの交尾期を屋外放飼場で調べた.その結果,8月と9月に交尾が確認された.交尾した雌の最大卵胞の長さは6mm以上であったが,交尾しなかった個体の卵胞は,ほとんどが6mm未満であった.また,体重は,交尾した雌の方が著しく大きかった.これらの結果から,雌ニホンマムシの交尾行動は,卵巣発達と体重に密接に関連していることが示唆された.
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爬蟲兩棲類學雑誌
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