抄録
地域福祉の実践は、多様な専門機関や専門職および地域で生活している住民や当事者などが協働しながら展開される。筆者は、多様な主体が協働しながら評価していくことが地域福祉活動では特に重要であると考えている。本稿では、参加型評価の事例として、松本市A地区で取り組んでいる「コミュニティカフェ」および「認知症カフェ」の2つのカフェについて実施した参加型評価について報告する。参加型評価を実施した結果、①協議と合意形成の促進、②プログラム改善のしやすさがあげられた。課題として、評価ワークショップでの成果の設定の難しさがあげられた。