地域活性化や環境保全に関連するプログラムは、ステークホルダーの意見を吸収し、関係者間で共通の目的・ミッションを共有した上でスタートさせる事が重要となる。また、プログラムの実施・運用段階では、地域内外において多様で活力あふれた人々の協働を促すために、共通の場を提供する必要がある。本稿では、地域内外の人々がコミュニティを形成し協働する共通の場として、P2Mのプラットフォーム理論を適用させた地域活性化環境プラットフォームを提案した。さらに、実証研究として、ICTネットワークを活用したソーシャルメディアシステム(SNS)上でのゲームをプラットフォーム理論によりデザインし、明らかになった実証データからプラットフォーム理論の有効性について考察する。