国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2011 秋季
セッションID: D4
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D4 コンセプト管理のための現状分析モデルの考察(組織と意思決定トラック,「産業構造転換と変革のためのプロジェクト・プログラム・マネジメント」-東日本大震災の教訓と日本復興のシナリオを探る-)
濱田 和弥越島 一郎橋本 芳宏渡辺 研司
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抄録
近年、製品に対する顧客ニーズはますます多様化している。企業は、この顧客ニーズを満足するようなコンセプトを決定し、それを満たす機能等を明らかにした上で製品開発を行っている。顧客は、製品に対して第一に要求を満たしているかどうかの判断をする。そして、要求を満たした製品に対しては期待というものを同時に抱く可能性がある。この期待から生じる新たな要求・機能は、元々の製品要求・機能と反発し、最終的にコンセプトを阻害する恐れがある。既存の製品開発プロセスでは、顧客がもつ製品期待に対する議論が不十分であるため、本研究では数式モデルを用いた顧客・消費者のもつ潜在的な製品期待を加味した製品開発プロセスを考察する。
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© 2011 International Association of P2M and Authors
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