伊那谷自然史論集
Online ISSN : 2424-239X
Print ISSN : 1345-3483
長野県天龍村神豊太陽鉱床の TiO2 鉱物と熱水変質作用
田中 良武智 泰史石山 大三
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2020 年 21 巻 p. 17-21

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抄録
神豊太陽鉱床の弱い熱水変質を受けた石英アレナイト起源のホルンフェルス中の幅 1 〜 2cm の石英脈の晶 洞にカリ長石を伴って TiO2 鉱物が見出された.この熱水変質を受けたホルンフェルスには幅 1 〜 2mm の白 雲母・緑泥石・石英・苦土電気石からなる細脈が見られ,その中にチタン鉄鉱と微量の黄銅鉱が共存して産出 する.両者の切り合い関係に基づくと,含電気石白雲母脈から含 TiO2 鉱物石英脈の順に熱水変質作用が進行 したと考えられる.
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© 2020 飯田市美術博物館
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